セッション視聴満足度が前回比10%近く向上!オンライン配信のプロの視点で一緒に挑戦してくれるパートナー
Sansan
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課題
・コロナ禍を契機にオンラインイベントの開催機会が増える中で、イベントの配信映像のクオリティを高めるために試行錯誤していた。
・より高品質なオンライン配信の方法、アイデアを取り入れたいと模索していた。 -
決め手
・動画配信のプロとしてのアイデアの豊富さが魅力的だった。
・目的達成のために、主催と同じ目線で伴走いただけるなど、付き合いやすさ、柔軟性に魅力を感じた。
・「BIS(ビジネスIT & SaaS EXPO)2022」のオンライン配信向けのセッション動画、および展示ブース紹介用のCM制作をNEWSTREAMに依頼。 -
効果
・動画の満足度がセッション満足度が前回比10%近く向上。
・当初の期待を遥かに超えた形の動画制作が実現。
プロジェクト
- イベント名
- イベント名:BIS(ビジネスIT & SaaS EXPO)2022
- 開催形式
- オンライン展示会
- 支援内容
- オンラインイベントのコンテンツ撮影計画の策定/セッション動画撮影時の進行支援//動画の制作・編集/ライブ配信の支援
【課題】オンラインイベントの動画配信クオリティを高めたい。それを叶えるプロフェッショナルを探していた
――NEWSTREAM導入以前は、どのような課題を抱えていらっしゃいましたか?
畑澤様:オンラインイベントのクオリティを向上させたい、と常々考えていました。Sansanは「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして掲げ、働き方を変えるDXサービスを提供している会社です。かねてよりオフラインのイベント開催に注力しており、Meetsをはじ始めとしたビジネスイベントを数多く開催してきました。
しかし、2020年の緊急事態宣言以降、コロナ禍でイベントがオフラインからオンラインに徐々にシフト。私が所属するEvent Business部ではコロナ禍以前からもオンラインでのイベント開催に対してテストをしていましたが、よりクオリティの高いオンラインイベントを充実させるべく、その方法を常に模索していました。
そうした中、2022年にオンライン展示会「BIS(ビジネスIT&SaaS EXPO)」のコンテンツ制作を担当することとなりました。2020年から開催している本イベントですが、これまで以上に配信するセッション動画の質向上に向き合いたい、と目標を置くことにしました。その際、自身のノウハウのみでは達成できないと思い、動画配信のプロフェッショナルと協力したい、と強く思うようになりました。
【決め手・取り組み】新たなアイデアと主催の意志を掛け合わせたシナジーを期待。動画制作全般をNEWSTREAMに依頼
――どのような経緯でNEWSTREAMをお知りになりましたか
畑澤様:2020年にオンラインイベントの企画を担当していたときに、共通の知人に紹介してもらったことがきっかけでした。最初は、単発で動画編集案件を依頼しました。
――その後、2022年開催のBISで、NEWSTREAMを全面的に活用していただきました。決め手は何だったのでしょうか?
畑澤様:「映像配信のプロ意識の高さ」と「付き合いやすさ」です。2020年に出会った当初からイベント開催に対し共感を持ってくださり、定期的にご連絡をさせていただきました。
2022年にBISを本格的に準備することとなり、このタイミングでがっつりご依頼したい、と思いご連絡しました。その時に、BISのコンセプトに強く共感してくださったこと、また、「私たちならできます」と、心強い言葉をいただき、この人たちとならいいイベントが作れそうだなと直観的に感じたことが決め手になりました。
特に、今回私としては、単純に動画制作・配信をご依頼したいわけではなく、パートナーとなる企業からオンライン配信に関して新たな視点やアイデアを得たい。その新しいアイデアと企画側の意志との掛け算で、イベントのクオリティをこれまで以上に飛躍させたい、と思っていました。
その観点からすると、NEWSTREAMのスタッフの皆さんから感じる動画制作・配信に対する仕事への情熱や、積極的に新しいアイデアをいただける姿を目の当たりにして、一緒に同じ方向を見ながら新たな配信のカタチを生み出せそうな予感がしました。
特にBISに関しては、参加者の方々に最適な体験を届けるにはどうしたらいいか。ほぼ毎日チーム内で議論を重ね、日々改良を繰り返していましたが、最後までこちらの要求を叶えていただき本当に感謝しております。
――NEWSTREAMの導入で、具体的にどのようなことに取り組まれたのでしょうか?
畑澤様:営業の業務担当者をターゲットに、各界のプロフェッショナルにご登壇いただきました。タスクとしては25分のセッション動画を30本、各セッションのCM動画を30本の制作をご依頼しました。私はセッション内容の構築を担当し、NEWSTREAMのスタッフの皆さんには、撮影までの計画の策定、進行台本の制作、当日の撮影ディレクション、動画編集、イベント当日のライブ配信まで、幅広く担当していただきました。
――今回の取り組みを通して、印象に残っていることを教えてください。
畑澤様:配信動画のクオリティを均一に高めるため、すべてのセッション動画の時間構成を25分ぴったりに統一する、を目標としていました。事前撮影のため、後で編集して時間を合わせる必要があるかな・・・と考えておりましたが、当日の進行ディレクターが講演者様の発表ペースを完璧にコントロールいただき、ほぼすべての撮影を25分に近い形で収めていただくことができました。
もちろんセッションによっては尺の押し、巻きがありましたが、その際は予告動画を追加作成いただき尺に追加していただいたり、違和感の無い程度に自然にカット編集いただいたりなど、前向きなご提案、ご対応をいただきました。結果、本番当日は担当としても納得がいく、素晴らしい形で視聴者に動画をアウトプットすることができました。
「こうすればもっと良くなる」「ここを変えれば素晴らしものになる」など、ただの依頼・作業として捉えるのではなく、常に「最高の形を作る」という姿勢で伴走してくださり、本当に感謝しています。
他にも、事前に撮影カメラの台数を増やしていただいたことで、セッションに立体感を持たせることができました。高い位置からのアングルから撮影できるクレーンカメラを提案いただき、実際に使ってみると動画に奥行きが出て、一目でクオリティが向上したことを理解できました。
【効果】セッション動画の視聴満足度が前年比2倍に。NEWSTREAMだったからこそできた理想的な動画配信
――NEWSTREAMの活用効果について、どのように実感されましたか?
畑澤様:まず、定量的な効果については、イベント終了後に参加者の皆様にアンケートを取ったところ、セッションに関する満足度が前回比で10%近くも向上しました。
これを達成できたのは、NEWSTREAMの提供するクオリティの高い制作サービスを活用したことが一助を担っていると思います。
プロジェクト当初から、撮影に関するあらゆる側面を考慮していただき、スタジオでの撮影においては、「こういう画角で撮影し、映像を編集すれば、視聴者こういう印象を与える」といったように、細部まで丁寧に検討していただきました。
特に、視聴者に対して、魅力的で有益なコンテンツを視聴の負荷なく提供することは、オンラインイベントの成功に不可欠な要素だと考えています。NEWSTREAMのプランニングとプロフェッショナリズムにより、最終的なコンテンツの質が大幅に向上したことが、参加者の皆様が満足する結果をもたらしたのだと考えています。
定性的な効果は、当初思い描いていた「新たな視点・アイデアを得ながら企画を成功させる」という期待を超えた取り組みができたことです。
個人的には、制作を依頼する側、依頼を受ける側の姿勢のバランス感が非常に重要だと考えています。言葉が悪いですが、場合によっては形にすることを優先し、指示をただ実行するだけの作業者になってしまうケースもあると思います。その点、NEWSTREAMは、理想を叶えるためにどうすればいいか、同じ目線でフラットに考えて伴走してくださり、お互いに良いシナジーを生み出すことができたと感じます。
さらに言えば、こちらの理想としているアウトプットイメージに対して、NEWSTREAMはそれを超えたものを提出してくれました。それが叶うのは、コミュニケーションの柔軟性はもとより、音響や映像撮影、進行、編集など、それぞれのパートでプロフェッショナルな人材が揃っているからだと思います。
また、個人的な感想としては、NEWSTREAMの皆さんと最初から最後まで、ずっと楽しくお仕事ができたことが何よりもうれしく、素敵な仲間ができたなと思っています。NEWSTREAMの制作サービスはその名の通り、当初想像していた理想を超えた、新しい頂(NEWPEAK)にイベントを導いてくれたと思います。
—-インタビュープロフィール—-
Sansan株式会社Eight事業部 Event Business部
畑澤直希 様
営業DXサービス「Sansan」やキャリアプロフィール「Eight」、インボイス管理サービス「Bill One」、契約管理サービス「Contract One」を国内外で提供する同社において、Eight事業部Event Business部に所属。イベントを通して、人と人、企業、モノ、情報などの「価値ある出会い」そのものの創出を目指し、NEWPEAKSと協業した「BIS(ビジネスIT & SaaS EXPO)2022」をはじめ、ビジネスマッチングイベント「Meets」などを担当。
—- 協力 —-
執筆:末吉陽子
撮影:竹内 孝騎